2013年6月7日金曜日

Agri life



田舎暮らしも既に7年が過ぎ、最初はわずかなスペースで始めた野菜作りも、となりの畑をやっていたおばあちゃんが90歳を過ぎ、いよいよ手がまわらないと150坪程の畑を任された。

あまりに広い農地なので、最初は勝手がわからず麦に蕎麦、大豆と広さを活かして種をまいた。それなりの収穫もあり、少しづつ手入れの仕方もわかってくるが、一人でやるにはいかんせん広過ぎる。

カミサンとの二人暮らしで食べきれる量はたかが知れてる。そこで畑の面積を半分づつ使いながら出来るだけ手がかからないように、且つ最小限の収穫を目指して作付けする。それでもたくさん収穫がある。この時期は前のブログの最後の記事と時期がだぶるので、やはり同じようにジャガイモ、ニンニク、小麦等が穫れ、春先にたくさん穫れたタマネギを只今乾燥中。いずれも保存のきく野菜は毎年繰り返し作付け。大豆も2年に一度10kgも収穫すれば2年分の味噌を作ることができる。

あくまで有機無農薬で作っているが、年々土が良くなってきている様で、穫れる野菜が徐々に立派になってきた。一年を通した作付けに関わる作業のルーティーンもここへ来てやっとつかめてきた感じである。畑仕事が忙しくなり過ぎて他の事が出来なくなっては本末転倒、しかしその加減をつかむのにも時間がかかるということがわかってくる。

毎年小麦の種を分けていただく滋賀の農家さんに「田中さん、ミュージシャンだったらわかると思うけど、音楽も農業もセンスでやるっていう点では同じですよねっ!」と。最初は何を言われてるのか分からなかったけど、最近この言葉の意味を少しは理解できるようになったかな。

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