2013年7月21日日曜日

名古屋日帰り

20日土曜日は愛知芸術劇場で綾戸さんのライヴ。近年コンサートは土、日に集中する上、開演時間も早く地方公演も日帰りが多くなった。新幹線のスピードもアップして、東京~名古屋間は1時間40分程度。僕の住む南房総、千倉町から東京へ出る時間よりも早く移動できる。そして今日も例に漏れず名古屋日帰りの行程である。ライヴ開演時刻は午後5時。午前11時の新幹線で名古屋へ向かい、東京駅には午後10時前には戻って来れる。ちなみに今日の僕の移動ルートは車で君津バスターミナルへ出て、そこから東京駅までバスで移動。帰りはこれを逆走する。朝8時半に家を出て深夜0時には家に到着。千倉町からも日帰りが可能なのだ。

名古屋と言えば鶏の手羽先や煮込みうどん、鰻等々美味しいものあって、ちょっとのんびりしたいところだがそうも言っていられない。しかし日帰りの良さもあって、泊まりだと翌日の移動で半日がつぶれてしまい、それを考えると夜の時間帯に移動してしまうのも悪くない。そんな行程にイベンターさんが気を遣ってか帰りに名物「天むす」を持たせてくれた。写真は新幹線の中で夕食に「天むす」を食すの図。

果たして東京~名古屋間にリニア中央新幹線が開通するまでこの仕事を続けていられるかはわからないが、その頃の日本のミュージシャンの生活はまた随分と変わる事だろう。青森まで夜行列車で演奏に出かけたのはあまりに遠い想い出である。僕らの世代は地方公演をのんびり移動する中、そこでミュージシャン同士の絆も深まったと実感するが、若い世代はそういう人との繋がりにあまり時間を割けず、生き方さえ変わってしまうのではと思うが、それは年配者の余計な心配だろうか。

さて、綾戸さんの15周年記念ツアーもあと東京でのライヴを残すのみとなった。今回のツアー、15周年記念にふさわしい内容となっていて各地の演奏も充実している。ツアー終盤となった今日のライヴはクワイアの参加もあってより濃い内容に。綾戸さんとはもう7年程の付き合いとなるのだが、演奏中初めてお客さんが総立ちとなってビックリ。確かにこのところショーの演出、構成、演奏全てが充実してきていると感じるところだが、この2年バンマスを務めてきて、こんな状況が生まれるとはなんとも嬉しい限り。東京ではWOWWOWの収録もありツアー集大成のライヴとなる。東京公演にはまだわずかながら席があるとのこと、興味のある方は要チェック!

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