2013年10月1日火曜日

農繁期

今年は夏野菜が長い間収穫でき、今だオクラ、ナス、ミニトマトと少量だが収穫が続いている。
先日アップしたカボチャ畑も収穫後、ツルを引き抜き、跡地の草刈り、耕耘を施し冬野菜の準備にとりかかった。今年カボチャは大量に収穫でき、結局2株の苗から50個以上(あまり多いので数えていない)の収穫となった。親戚、知人に送ってもまだかなりの数が残っている。カボチャは冬いっぱいは保存がきくのでのんびり食べるとするが、売りたい程の量である。

写真はカボチャ畑だった場所で、昨日いくつか畝を作り、大根、人参、菜花の種を蒔き、ソラマメを追加予定。5株ほど見えている苗は芽キャベツ。今日はタイミングよく雨が降ってくれた。大根、菜花は毎年作っているが、種からの栽培は出来不出来にムラがあり、去年大根は豊作、菜花はわずかしか発芽しなかった。これだけは自然に任せるしかない。

一株から広がったキュウリ
また、夏の終わりに植えた晩生のキュウリの苗も順調に育ち(写真)、この時期だが1日2本くらいの収穫がある。今マーケットでキュウリは2本¥150くらいとかなり高価、¥98で買った一株の苗で日々収穫があるので随分得した気分。

さて、ここ千倉町七浦地区は冬期の花栽培で有名。毎年TVの旅番組で特集されることもあって、近年2~3月は花畑を訪れる観光客も随分増えた。花の多くは仏花が中心であるが、真冬でありながら海の色と花の色のコントラストが奇麗で、この地域ならではの景観が広がる。

そして、今こそその花畑の仕込みの時期で、どの畑も花の苗の植え付けで忙しい。米の収穫が終わったと思えばすぐに冬の準備、まさに農繁期である。花畑を作る農家も高齢化が進んで、この先いつまで奇麗な花畑の景観が続くのか、と思わせられるが、おばあちゃん独りでも広い畑をみるみる奇麗に整え、その良く働く姿にとにかく頭が下がる。半農半漁の家庭も多く、家族総出で漁に畑にと、とにかく身体を動かしてみなよく働くと感心させられるが、いざ自分で畑仕事をすれば2~3時間でバテてしまう。みなの仕事がいかに重労働であるか、毎度この農繁期に身をもって知るのであった。

2 件のコメント:

  1. チョウチョウ王2013年10月6日 10:46

    カボチャとスイカは土地があればぜひ挑戦したい作物ですね。地這いキュウリを栽培できるのも羨ましいです。先日、かつお菜の種子を入手したので、年末は博多風雑煮を食べるのを楽しみにしています。

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    1. Michiaki Tanaka2013年10月6日 11:03

      コメントありがとうございます。かつお菜、僕は食べた事ないのですが福岡あたりで穫れる野菜ですよね。我が畑ではいわゆる葉もの野菜はことごとく虫に食われてしまうので、収穫にいたらず栽培自体をあきらめています。

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