2013年10月11日金曜日

リカバリーとストレッチ

田舎生活はとにかく身体を動かす事が多い。まあ暮らし方にもよるだろうが、畑仕事などは重労働。疲労しすぎないよう、一日2〜3時間くらいをメドに身体を動かす。畑仕事は時期々々によって作業が異なるが、基本は腰まわりに負担がくる。草刈り、畝立て、施肥、収穫と農業の基本は腰の力を中心に作業する。腰の曲がった90歳近いおばあちゃんでも、毎日畑へ出て一日中仕事をする姿を見ると、長年やってきている事とはいえ、どこにそれだけの体力があるのか不思議に思ってしまう。

例えば「演奏がキツかった翌日、手に痛みが少し残り身体全体がだるく疲れが残る日は、まるっきり動かず休養するよりも軽めの運動をした方が疲労回復が速い」と信じている。こういうのを積極的休養とかアクティヴリカバリーと呼ぶが、程よく体全体の血流を促して疲労回復を早めるのだ。これは農作業や自転車のトレーニングの疲労回復にも同様に有効で、常に心がけていること。

最近スポーツウェアの一種でコンプレッションウェアと呼ばれるものがあるが、身体を包み込むように加圧して筋肉をサポートするもので、血流がスムーズになることにより、むくみが抑制されて疲労から素早く回復する効果あるとされている。運動中に使うものも有れば、リカバリー用として運動後に着用するものもある。僕はリカバリー用のもので下半身全体を包むタイツ状のものを使っているが、これを作業後やトレーニングの後に着用してみると、明らかに疲労回復に効果があると実感できる。

加えてストレッチなども血流を良くするのに一役かってくれる。歳とともに年々肩から首、股関節など可動域が小さくなりつつある。今や運動前と寝る前のストレッチは欠かせない。ストレッチはべつにハードなトレーニングをしていない人でも、徐々に固くなる関節や筋肉をほぐす意味で心がけるようにしたらいいと思う。

そして最近ハマっているのがストレッチポール。右の写真がそれ。このポールの上に仰向けに寝て、7つ程の基本的な簡単な動作をすることで、肩甲骨や骨盤など普段意識しにくい関節を矯正できる。なんと言っても肩甲骨がどう動いているのかをずっと感じながらストレッチできるのがいい。肩こりがひどい人などとても効果があると思われ、オススメしたい。背中全体の血流も良くなるのか、疲れた身体が自然とリラックスできて、寝付きもいい感じがする。別に宣伝をする訳ではないが、器具を使ってこそこのストレッチが可能だ。

歳とともに疲労回復に時間がかかるようにはなるが、身体のメンテナンス次第でまだまだ自分の可能性を広げることはできると思う。頭と身体はいくつになっても柔らかくキープしたいものである。

2 件のコメント:

  1. 頭と身体、ホントにいつまでも柔らかさをキープしたいです。21日のライヴ楽しみにしています。心も柔らかくなることを期待して・・・。

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    1. コメントありがとうございます。ライヴ、お待ちしております。

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