2014年4月17日木曜日

アウターしばり

3月のツアー以来、自分のライヴの準備やら録音の仕事、そして畑仕事もあってずっと忙しい。今度の日曜日にはツールド草津が控えているというのに自転車に乗る時間をなかなかとる事が出来ない。おまけに今年は3月半ばでもかなり寒く、ずっと平地ばかりでトレーニングしてきた。草津の前には登りの練習もしなければと思いながら、まだ数回しか峠道に行っていない。

そして新車?ではまともに登りを走っていないので、アップダウンのある山間部へ。特に気負わず無理のないペースで行くが調子がいいのかアウター(フロントギア52&36T)のままいけるとこまで行ってみる。小向ダムまでスイスイ。リアホイール(マヴィックキシリウムSLS)には山岳用として12~27Tのギヤをつけている。嶺岡の手前に2~3分の急坂を行くが52×25で登りきる。これは初めての感覚。ケイデンスが60台まで落ちてしまうが、心拍は楽。まあ短い坂なのでこれもありかと。

さて写真は長狭セブンイレブンの交差点から君鴨トンネルまでの峠道。2.5kmくらいで平均5~6%の登りだろうか?タイムは僕の足では調子がいいと8分台、ダメな時で10分台。ここもどこまでアウターで行けるかととりつく。一番キツいところでも52×25で、結局8分前半で登ってしまった。以前とペダリングも随分違っているので、なめらかにす~っと登った感じ。それともバイクがいいのか?草津はたしか13kmのコースだったか。さすがにその距離となると重たいギヤでは難しいだろうか?普段は70~80のケイデンスで登るのだが、どうも重たいギヤの方がタイムが出やすい気がする。

その後、大山千枚田から二ツ山のピークへ。ピーク手前の100mくらいの激坂になるところだけ27Tに入れたが、それもアウターで。ん~、案外登れてしまうものだな。その後平群~三芳と抜けてグリンラインへ。グリンラインは道もいいせいかスイスイ登れる感じ。52×23Tでダンシングを交えて登りきれてしまった。これはどうやらバイクのポテンシャルも大きく関わっている様子。ホイールもいいのかな。とにかくこの日走った80km全てアウターで走ってということ。このバイクなら草津をインナー39T、リア12~25Tで十分かも知れない。加齢を考えてインナー36Tを選んだのだが、変速のタイミングとかまだ慣れない部分もあってどう使っていいやら。
で、草津では行けるところまでアウターで行ってみるというのも作戦か?でも途中でバテたらガクッとペースダウンしてしまうのかちょっと不安でもある。

このチャリンコネタ、音楽ネタよりもブログアクセスが多くてなんとも言えないのだが、このフレームのインプレのリクエストも多いので、なんとなく。

まず、XSというサイズが自分にはピッタリ。トップチューブ518mmというのがいい。僕の身長は168cm。サイズが合っているのか、苦手な下りもなんともスムース、怖くない。フォークもいいのかな。以前乗ってたオルベアのオルカ(初代)はショップ推奨サイズ(51)トップチューブ535mmはさすがに大きかった。そしてBB周りの剛性が強く、パワー次第でどれだけでも力を推進力に変える事ができるフレームだと思う。軽いせいか登りの斜度を細かく自分の感覚にフィードバックできる。少しの斜度の変化にギヤを対応させれば、効率よくパワーを一定に保つことができる。Di2のサテライトスイッチがああれば無敵?

また、フレームが硬いというものの、地面のあらゆる衝撃を受け取りながら、それらをスムースな乗り心地に変換してくれる。特に40km/hを超えると滑らかに走る印象。自分のパワーをそのままスピードに換えてくれる感覚が気持ちよく、ついオーバーペースになりがちで、100kmを超えるツーリングを考えるとバテやすいかも。

去年のツールド草津は、季節外れの大雪に見舞われ、そのレース史上初めての中止。はたして今年はどうなることやら・・・。

2 件のコメント:

  1. 初めてコメントします。
    私も週末は草津です。
    天気が心配ですが、
    お互い頑張りましょう。

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    1. tetsuさん、コメントありがとうございます。晴れるといいですね。頑張りましょう!!

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