2017年10月24日火曜日

"CONJUNTO MICHAQUINO" 復活ライヴ終了!

昨夜の "Conjunto MIchaquino" 復活ライヴ、無事終了。台風も通過して吹き返しの風が残るものの、多くのお客さんに聴きに来ていただき、ありがとうございました。お客さんの中には当時の ライヴを観てくれていた方、そしてミュージシャンも居て、なんとも嬉しいかぎり。

35年という時間を実感できないまま、再びラテンライヴを自分で主催してみてまず感じたことは、演奏する側もお客さんも”理屈抜きに楽しみ易い”という事 だろうか…。もちろん演奏のクオリティーあっての事なんだが、その盛り上がりに対するお客さんのレスポンスがとてもストレート。長らくやってきた"Romantica"でじっくり聴いてもらうスタイルとも違えば、お客さんの層も違って新鮮な感覚である。当時関西方面へツアーした時のお客さんの暖 かい反応を思い出した。

復活(再スタート)一発目のライヴとしては充実した内容になったと思う。オリジナル曲も交えた内容は、ラテンというフィルターを通しての今までの自分の積み重ねてきた音楽の集大成でもある。細かいところや、バンドらしさを求める上ではこれから詰めたい点もあるけれど、それも楽しみのひとつ。次回のライヴはまだ決定していないが、また多くの人に聴きに来てもらいたい。

追記:
12月にりえさんの主催する「プエルトリコ ハリケーン被災復興義援ライヴ」(自分も参加させていただきます)に先立ち、昨夜のライヴで急遽義援金募金を募ったところ、集まった募金は総額6,232 円となり、12月のライヴで集まる義援金に加えさせていただきます。ご協力ありがとうございました。

2017年10月12日木曜日

譜面書き

久しぶりの投稿かな? もう10月半ばだと言うのに暑い日が続いて、朝夕涼しい?とは言え秋の風情は乏しく”夜長に読書に耽る…”という気分にもならず、読みたい本もまだ買ってさえいない。

"Conjunto Michaquino"のライヴが近づいているので、選曲、譜面書き等の作業中。自分の頭の中に「あんな曲、こんな曲」を妄想のごとく広げてみるものの、メンバーが集まって音が出るまで、その準備は孤独な作業である。それでも「楽しみ」の方が遥かに大きいのだが…。

今どきソフトを使ってPCで譜面を作った方が皆には見易かったり、伝わり易かったり、後々の管理も楽なのは分かっているのけれど、はやり音を確認しながらの"手書き"に落ち着いてしまう。かといって譜面を書くのが早い訳でなく(超のろいと言ってもいい)、一曲仕上げるのに随分時間がかかってしまう。

ある時、”Romantica”で演奏している自分のオリジナル曲を、メンバーの一人がPCで譜面を作ってきてくれたことがあった。自分の手書きの譜面が読みづらかったんだろうなぁ、と思いつつもあまりに音符が整然と並んでいて自分の曲じゃないような気持ちに…。でも音を出せばいつも通りのサウンドになってホッとした事がある。この感覚、ちょっと不思議なんだな。手書きの譜面はその人の音楽感が表われる気がして、想いの詰まった曲が手書きの譜面だとつい手元にとっておいたり…。でも写譜やさんの書いた譜面は嫌いじゃないなぁ〜、ああ不思議。